最後にリースと購入の違いについてです。リースやレンタルは、契約を結んで月々の利用料を支払うことで、コピー機を事務所などに置かせてもらうというサービスです。一方で購入は文字通り、代金を支払ってコピー機そのものを手に入れることを指します。両者の大きな違いは、コピー機が自分のものになるかどうか、所有権が有るかどうかという点になります。リースやレンタルの場合には所有権が無いため、契約に従ってどう扱うかが制限されることになります。これに対して購入の場合には、購入したコピー機をどのように扱うかは個人の自由となります。
リース契約では、契約期間が設定されることになります。期限前に契約を解消しようとすると、違約金が発生してしまうので、指定された一定期間はコピー機を使い続けることが前提となります。契約した期限が近付くと再契約するかどうかという相談が持ちかけられ、再契約を交わすと期間が延長されることになります。これに対して購入の場合は、購入後、いつまでも使用し続けることができますので、期限を気にする必要はありません。リース契約と購入についても、共にメリットとデメリットがあるため、一概にどちらの方がお得かという問いに答えることはできません。それぞれの長所と短所を考慮した上で導入を検討してください。